大好きな大好きなナリタトップロード。私をこんなにも競馬の世界へ引き込んだトップロード。
金色に輝く彼の走る姿を、もうターフで見ることはないけれど、三毛の一番好きなお馬がトップロードだというコトはずっと変わらないと思う。
これからは「種牡馬」として、活躍してくれると信じてます。
2006年に、彼の子供たちがデビューしてくるのを楽しみに待ってます。

……ああ、これだからきっとみんな競馬をやめられないんだろうなぁ(笑)

頑張れ!! トップロード!


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↑トップロードのラストラン・2002年有馬記念。 隣の課のSさんにいただいたのvv
続投が決まった2002年の初戦は京都記念。
トップロードはなんと60sの斤量を背負ってのレース。
普通なら、そんなに背負うようなレースには出ないって!!
本当に走るの!?って、前日まで半信半疑。でも新聞に名前載ってるし。
大丈夫なの!? レース中に骨折なんて絶対やだよ!
そんな思いの中レーススタート。
きっとトップロードのレースの中で、一番強く「とにかく無事に走りきって!!」と祈ったレースだと思う。見ながらすでに泣いてたから(笑)
そしたらそしたら!
物凄い勝負根性で、トップロードが勝ったんですよ〜!!
強いトップロードが帰ってきたんです!
続く阪神大賞典も、2年連続快勝v
このまま、2つ目のGI・春の天皇賞を…と臨んだレース。
彼が2つ目の勲章を手にする瞬間を信じたレース。


トップロードは3年連続3位という珍記録(?)を作ってしまいました☆


でも考えたら、凄いコトだよね!?
98年のデビューから引退レースの02年暮れの有馬記念まで、故障するコトなく走ったんだもん。
「無事是名馬」とはよく言ったもんだ! トップロードはまさにこれだね!


彼にもう一つGIを勝って欲しかった。勝たせてあげたかった。勝利をいつも信じて疑わなかった。
でもレースが始まると、「もぅ、負けてもいいからとにかく無事にゴールして〜〜〜!!!」と、ただそれだけを祈ってました。
だから2001年の京都大賞典の落馬の時は、心臓止まるかと思いましたよ。
ネットでJRAに接続して、何か情報ないかと散々探したり。無事だって分かるまで、生きた心地しませんでした。
とりあえずは元気だって聞いて、ホントに安心したんです。またトップロードの走りが見られる!って、嬉しかったんです。
落馬の時、「レース中の故障で安楽死」処分を受けた、98年秋の天皇賞のサイレンススズカが頭に浮かんだんです。
もうあんな思いは二度としたくないですよ…。(サイレンススズカのページ見てね…)
↑2001年阪神大賞典
↑1999年菊花賞
…そんなくやしい思いを噛み締めて迎えた秋。
1999年11月7日。第60回・菊花賞。
最後の一冠を目指し、彼は走った。3000メートルの長丁場。
3分ちょっとの時間のあのドキドキ感。
今もすぐに思い出せます。
そして。
彼がクビ差を制して勝った時のあの感動!!
あの時の三毛の様子は、他人には見せらんない☆
「狂喜乱舞」の言葉じゃ足りないかも?

その日の夕方の犬の散歩中にスキップしてたのは私です(笑)
もぅ嬉しくて嬉しくて、自然にスキップしちゃってました☆


翌2000年。
出るレース出るレース、ほとんどすべてテイエムオペラオーと同じ。
オペラオーは2000年負けなしの記録を作りました。
…つまり、トップロードは一度も勝てなかったんです。
いつもいつも、天候=雨・枠順=内枠・馬場状態=重と、彼の苦手とするものばかりに遭遇しちゃうんです。
どーしてなんでしょう??

でも、2001年の阪神大賞典では全ての好条件に恵まれ、
他馬を突き放し、ぶっちぎりの
レコードタイムでの勝利!!
この日の夕方もスキップしたのは言うまでもない…(笑)
それまでの私は、本当に競馬のコトは何も知らなかった。名前に同じ「ナリタ」とつけば兄弟だと思ってたほど、無知(笑)
(今はそれなりに勉強して、ちょこっとくらいの知識はある/笑)
トップロードのコトを知りたい、応援したい、次は何のレースに出るの??
そんな気持ちっていうのは、もしかしたら一番強い想いなのかも知れないね。
こうして三毛は競馬の世界に入りこみ始めたのだv

そう、運命の出逢いの日の皐月賞。結果、彼は3着でした(T_T)


クラシック第2戦・日本ダービー。お馬のコト知らない人でも、ダービーと有馬記念の名前だけは知ってると思う。
お馬の関係者なら、誰もが目指す最高のレース。最高の称号「ダービー馬」。
彼はその称号に一番近い1番人気に推された。
レース終盤の最後の直線。トップロードは先頭に踊り出た。オペラオーもやってくるが、差を詰めさせない。
よしっ! 勝てる!
彼の勝利を信じて疑わなかったのに……。
ゴール板手前で、武豊騎手騎乗の「王子サマ・アドマイヤベガ」に差されてしまったのだ。
泣いた。大泣きした(T_T)

くやしいっ! むっちゃくやしいぃぃ〜〜〜〜〜っっ!!

三毛が一目惚れしたお馬。
三毛を競馬の世界へといざなった、大好きな大好きなお馬。
父はマイル王のサッカーボーイ。
母はアメリカ生まれのフローラルマジック。
1996年4月4日生まれの彼の名前は「ナリタトップロード」。
でも三毛が彼を知ったのは、随分あとのコト。
彼の初GI挑戦の日・1999年4月18日。
…そう、運命の出逢いの日。

その日、家族が見ていた競馬中継のパドックを何気なーく見ていた私の目に
一頭の馬が飛び込んできた。

ドクン。

心臓が大きく鼓動した。
栗毛のピカピカに輝く馬体。
「この馬、何っ!? 何て名前っっ!???」
一緒に見ていた家族に食らいつく勢いで聞いて、新聞を見て、
初めて彼の名前を知った。
そして。
私は彼に
をしてしまった。

■ ナリタトップロード■
('99年菊花賞馬)